性病(性感染症)の種類

目次

1)性病(性感染症)とは?

2)ヘルペスとは?

3)クラミジアとは?

4)淋病とは?

5)尖圭コンジローマとは?

 

1)性病(性感染症)とは?

性行為を始める年齢が下がるにつれて、性感染症に感染する若者も増えてきています。

性病とは、性行為によって人から人へ感染する病気で、法律で最初に定めらたのは、「梅毒」「淋病」「軟性下疳」「鼠径リンパ肉芽腫」の4つでした。
しかし、現在では新しい病気も増えてきたため、これらを総称して性感染症(STD)と呼ぶようになりました。

特に若者中心に特に多い性感染症は、クラミジアやコンジローマ、性器ヘルペス、トリコモナス症、毛じらみ、エイズなどが挙げられます。

これらに感染すると、排尿時の違和感や痛み、女性の場合はひどい腹痛が起きたり、匂いのあるおりものが増えて、放置しておくと不妊の原因になることもあります。

オーラルセックスでも感染するものもあり、コンドームのみでは性感染症は防ぎきれないケースもあります。また多くの性感染症は、不妊の原因にもなります。

パートナーと普段から性病を意識するように心がけ、少しでも気になる症状が現れたときには、他の人への感染を防ぐために、前に早めに病院で診察を受けることが何より重要です。

 

2)ヘルペスとは?

ヘルペスとはヘルペスウイルスが皮膚や粘膜に感染する感染症であり、皮膚に水疱ができます。

私たちヒトに感染するウイルスは複数ありますが、ヘルペスはその中でも、感染しやすいウイルスで、子供頃に経験のある水疱瘡もヘルペスウィルスによるものです。

ウイルスは、感染しても症状が出ないケースも多くありますが、免疫力が落ちている時は水疱の症状が現れることがあります。症状が出た場合は、決して水疱を潰したり、掻きむしったりせず、速やかに医療機関を受診してください。

また、第三者への感染力も非常に高く、直接的な接触感染だけではなく、タオルやコップ、食器などを介して間接的に感染する恐れもありますので注意しましょう。

 

3)クラミジアとは?

クラミジアはオーラルセックスでも感染するため、性病の中で最も感染者が多い病気です。
原因菌は女性の膣や子宮、男性の場合は尿道に生息しますが、近年ではオーラルセックスの増加から、喉も感染場所に加わりました。

細菌の感染力は強力です。

自覚症状として現れることが少なく、定期的に検査を受ける以外には発見が難しいために、実は数年以上感染していたという人も多くいます。
そのまま治療しないでいると、他の性病にかかりやすくなるばかりではなく、不妊症や流産と早産の原因になります。

予防法としては性行為の際には必ずコンドームを使用し、パートナーと共に定期検査を受けることです。
ほとんどの場合、有効な抗生物質を正しく服用すれば、一週間以内には完治が見込めます。
早期発見が何より肝心で、感染が疑われなくても定期的に病院で検査を受けましょう。

 

4)淋病とは?

淋病とは性病の一つで性行為により感染します。

男性の場合、感染すると尿道炎を起こすため、排尿時に強い痛みを感じて発見に至ります。
女性の場合は、黄色い膿のようなおりものが増えてくることが多いために、多くの人が異常に気がつきます。

上記のような症状がある場合は、速やかに専門クリニックや病院に通院をして診察を受けるようにしましょう。
放置すると妊娠中の女性の場合、早産や流産の原因になってしまうこともあります。

淋菌は非常に弱い菌なので、性行為以外で感染することはほとんどありませんが、病気を予防するために性行為の時は必ず避妊具をつけるようにしましょう。口腔内や咽頭にも感染することがあるので、注意してください。

 

5)尖圭コンジローマとは?

コンジローマは性器や肛門付近にイボが出来るものなので、ペニス付近にイボがある場合、フェラチオ行為のみでも感染する可能性があります。コンジローマに感染すると、男性ならペニスに、女性の場合は性器の周辺や肛門付近等に、小さなイボができます。

そのイボをそのまま放置しておくと、だんだん大きくなって増えていき、ニワトリのとさかやカリフラワーのような形になるものもあります。
これはヒト乳頭腺ウィルスが原因となって起こるイボで、感染力が大変強く、そのほとんどが性交渉によって感染するといわれています。

痛みや痒みは特になく、ウィルスの潜伏期間も3週間から8ヶ月と長いために、イボに気付かないまま他に人にうつしてしまうことも多い病気です。

コンジローマの治療としては、イボを焼く手術がよく行われますが、焼き切ってもまだ表に表れていないウイルスが残っていると再発する可能性があるので、術後しばらくは経過を見なければいけません。